【新車輸送】ヨーロッパの「甲種輸送」準備から発車まで追いかけてみた

日本でもお馴染みの甲種輸送。メーカーから新車を発送したり、他社へ譲渡したり、メーカー工場で修繕や改造したり、様々なシーンで目撃します。日本の場合、雑誌でスケジュールが公開されたり、比較的追いかけやすい甲種輸送ですが、ヨーロッパではスケジュールは分かりませんし、そもそもメーカーと発送先が別の国で、とんでもなく離れていることもありますから、追いかけるのは容易ではありません。 そんな(日本風に言えば)甲種輸送ですが、チェコ国内では見かける可能性が比較的高いのです。その理由は、製造前の新車をテストするために訪れるVUZヴェリム試験センターの存在です。メーカーから納品先へ送られるよりはるか前に、チェコで走行テストをする車両が非常に多いのです。 今回は、オランダ鉄道向けに製造が予定されているアルストム製の新型連接電車、コラディアストリームの輸送を偶然捉えることに成功いたしました。VUZを発ち、これから向かう先はメーカーのアルストムか、はたまたオランダ鉄道か。その発車までの準備の様子と、輸送中の走行シーンをお楽しみください。
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