TGVに2人で乗る時は 1等座席 をお勧めする理由
日本の旅行会社に鉄道チケットを卸し続けて20年以上、そんな鉄道マニア 白川純 がお届けするヨーロッパ鉄道シリーズ
今回は2名でフランスの高速列車TGVに乗車する時のお話です。
TGVの仲間達
TGVの機材タイプは開業後、様々なタイプが製造されてきましたが、現在営業運手されているのは大きく分けて下記の4つのタイプがある。
- 2階建てのデュプレックス型(8両編成)
- 1階建てのピーオーエス型(8両編成)
- 1階建てのアトランティック型(10両編成)
- 1階建てのシュドイースト型(8両編成)
もっと細かく言うと、前期型・後期型、さらに、リニューアル型がありまます。
チケット手配上のTGVの弱点
チケット手配上の弱点は各TGVの進行方向が公式に発表されていないこと。
隣同士で座席を確保したとしても、当日、二人とも進行方向逆向きになっているリスクがあります。
ただ、この弱点に屈することなく、矛盾するようですが「進行方向を確約するテクニック」があります。
それは、、、
TGVのお勧め座席
テーブル付き一人掛け座席の向かい合わせ の座席。
この座席は1等車両にのみ設置されております。
2名の旅行であれば他人と相席になることはなく、一人は必ず進行方向が確約されます。
ただ、座席数は限られていて、車両の中に1か所しかないTGVもあります。
また、2階建てタイプのTGVは眺めの良い2階席を確保すると更に快適な鉄道の旅を楽しめます。
2等車両には一人掛け座席はありません。
他人と相席になる四人ボックス席になるリスクを避け、ちょっと得した気分でTGVの旅を楽しで下さい。
おまかせ予約
おまかせ予約とは、列車の選択・座席の選択・チケットの組合せなどを鉄道マニアに全て“おまかせ”してチケットを予約したい方の申込方法です。